6Nポロ 独自の操作性や機能のマルとバツ
 
 
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初期型の6Nポロには、日本車とは違った独自の操作性や機能があります。
外車のほとんども同じですが、右ハンドル仕様車でウインカーが左手側に合ったりするのが代表的な違いと言えます。
その他にも幾つか違いがあるのですが、良く考えると納得できる操作性と、どうしても納得しかねる操作性があります。
その操作性の良否を考えて見ようと思います。
(最新型では違う操作性や機能があると思いますし、私が気付いていない(記載していない)機能などもあると思います、ご存知の方は掲示板などで教えてくだされば、記事の追加やページを作成します。)


右ハンドル仕様車でハンドルの左手にウインカーが付いている点
これは困りものです。
AT車でも左手でのスイッチ操作が多くなるので、ウインカー操作が遅れることもあるくらいです。
ましてマニュアル車では、シフトに手を添えてのウインカー操作が出来ないと、ウインカーを出さずに曲がってしまうケースが多くなることが考えられます。

ウインカーを出さずに曲がることは違法でもある上に危険な行為なので、それを誘発する可能性が高い点から見てもこの操作性はバツです。



シートベルト警告灯のブザー音と消灯
シートベルトを装着しないでエンジンをかけるとブザーが鳴り警告灯が点灯します。
しばらく放っておくと ブザー音は消え、警告灯も消えます。

これについては基本的には正しいといえそうです。
しかし、エンジンをかける前にシートベルトを付けないとブザーが鳴ってしまうので、ブザー音についてはシフト操作かサイドブレーキ解除に連動して欲しいところです。

警告灯が消える点については賛否もありそうですが、私個人としては良いことだと考えます。
最初に警告されてベルトを付けないドライバーは、パトカーを見つけない限り付けないものです。
その状態で常にシートベルト警告灯が点灯していると点灯していることに慣れて、他の警告灯が点灯しても気にならないケースも考えられます。
ですから、シートベルト警告音と警告灯については、条件付ですがマルです。



パワーウインドースイッチがセンターコンソールの低い位置にあり、オート全開がない
この点については、コスト的にスイッチ数を省略し、安全機能を付けられなかった為の不便さと言えます。
同時期のゴルフでは、ドアにパワーウインドースイッチが付いていました。
また物を挟んでも止まる機能が付いていない為に、オートで全開にする機能を付けなかったようです。

これは困りもので、窓を開けるために不自然な姿勢を長時間強いられる点でも、危険を誘発する可能性すらあります。
(実際に危なくなりそうなシーンもありました)
日本車はパワーウインドーの操作性については先んじていただけに、余計に気になる部分といえます。
コストと技術の為とは想像できるのですが、安全性や不便さなど全ての面でバツです。



フォグランプ点灯が引く操作で、ライトを消すたびにフォグランプも解除される
これはフォグランプを追加装着したクルマだけの機能ですが、正しいでしょう。

そもそもフォグランプの使用は必要最小限の点灯に抑えるべきで、必要を感じたときに点灯するべきなのです。
これが別のスイッチで付くと常に点灯となり、スモールライトを点けてもフォグランプが点き、まぶしさを感じることも少なくありません。

他のクルマに迷惑をかけないことは、ドライビングマナーの基本です。
バスやタクシーで無闇にフォグランプを点灯しているのを見ると、ちょっと呆れてしまいます。
ということで、この迷惑な点灯を防いでくれるという点でマルです。



エンジンを切ってもヘッドライトライトが点灯する
これは使い方と環境の問題が考えられます。
クルマを走らせていない状態でヘッドライトが必要なシーンというのは結構あるものです。
その際エンジンをかけたままだと、エンジン音が邪魔になったり近所迷惑になったりします。

さらに環境を考えても、エンジンをかけることでガソリンを無駄に消費することになります。
ヘッドライトで照らすというのは、それほど長時間使用するものではありませんから、短時間であればバッテリーの電気で十分なのです。

また、昼間の無駄な点灯を抑えることも出来る点については、ちょっと微妙です。
最近では安全の為に昼間でも点灯しているクルマもありますから、どちらが良いとはいえません。

いずれにしても、ヘッドライトを点けたままエンジンを切れれば、使い方に巾が出来るのです。
またウインカーについても同様に、弱い点灯状態になり、キーを抜くとブザーがなる機能があります。
これも安全にクルマを止めておくなど、使い方の巾を広げることになります。
この機能については、環境や迷惑にならない事だけ考えてもマルです。
さらに使い方の巾を広げることになるので、消し忘れ防止という不注意を防ぐ以上に有効といえるのではないでしょうか。



間けつワイパーの時間設定が、一度ワイパーを切って次にワイパーを動かす時間で設定される
これは面倒です。
始めは面白いとも思うのですが、慣れて来るとワイパーの間隔を変更するのに、一旦切って再び動かすという2度手間になります。

雨の強さは刻々と変わるので、ダイアル式が便利といえます。
レバー操作部分の作りが華奢になることを嫌ったと考えられますが、操作性に関しては悪いと言えます。
(現在主流の自動調整タイプは、自分が気に入らないタイミングになることもあるので、ちょっと微妙といえそうです。)
ワイパーの間隔調整機能についてはバツです。



以上、思いつくままに書きましたが、パワーウインドースイッチ以外は、日本とドイツの考え方の違いがそのまま操作の違いにも見られるようです。
ドイツの安全性と環境に対する配慮、これが操作性においてもはっきり感じ取れるのです。




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