歴代ポロの仕様比較
 
 
フォルクスワーゲン ポロの小部屋    更新履歴new
 



ポロの日本発売以来10年以上経ちました。
その間に1度のモデルチェンジと2度のマイナーチェンジが行われました。
そのチェンジごとにどんな部分が変わったのか、一覧表にして比べてみました。

ポロ96ポロ00ポロ02ポロ05
左 1996年式ポロ      中左 2000年式ポロ      中右 2002年式ポロ      右 2005年式ポロ

デザイン上は96年式と00年式ポロはあまり変化していませんが、02年式と05年式では別モデルとも見えるほどに変化しています。
フォルクスワーゲン全体から見ると、02年式が弟分のルポからデザインを持ってきたという点で異色でした。
ルポとは大きさにそれほど差が無いので、住み分けが難しかったのかもしれません。

他の時代はパサート他フォルクスワーゲン全体のデザインの流れに沿った形です。
新しくなるにしたがって、バンパーとボディのつなぎ目が目立たなくなっているのが時代の流れを感じるところですね。


以下 仕様を表にしました。
4ドアATの標準グレードを掲載し比較します。
項目96年式ポロ
4ドアA/T
00年式ポロ
4ドア
02年式ポロ
4ドア
05年式ポロ
1.4コンフォートライン
価格¥1,790,000¥1,950,000¥1,980,000¥1,950,000
(2006年11月19日付)
寸法・重量
全長3,715mm3,750mm3,890mm3,915mm
全幅1,660mm1,660mm1,665mm1,665mm
全高1,435mm1,425mm1,480mm1,480mm
ホイール
ベース
2,410mm2,410mm2,470mm2,470mm
トレッド
前/後
1,355/1,385mm1,375/1,385mm1,415/1,410mm1,415/1,410mm
最低地上高140mm160mm135mm135mm
車両重量1,050kg1,070kg1,160kg1,160kg

価格は00年式で一気に1割上昇、そのまま現代まで続いています。
このときに内装が一気にグレードアップして、サイドエアバッグまで装備されました。
ポロ96内ポロ00内ポロ02内ポロ05内
左 1996年式ポロ      中左 2000年式ポロ      中右 2002年式ポロ      右 2005年式ポロ

外形や重量はマイナーチェンジではほとんど変化なしで、モデルチェンジ時にかなり大きくなっています。
ホイールベースやトレッドもモデルチェンジ時に変化しています。
モデルチェンジではプラットフォームから変更があったことがはっきり分かる数値です。

フランスやイタリアのBセグメント、つまりポロ同等の大きさのクルマが最近のモデルチェンジで一気に大きくなってしまいました。
Bセグメントの大きさの基準を変えてしまうような勢いで変化しています。
次期ポロの大きさが どのように変化するのか、気になるところです。

項目96年式ポロ
4ドアA/T
00年式ポロ
4ドア
02年式ポロ
4ドア
05年式ポロ
コンフォートライン
性能
最小回転R4.9m4.9m4.9m4.9m
燃料消費率11.4km/l12.8km/l13.4km/l14.4km/l
エンジン
種類L4気筒SOHCL4気筒DOHCL4気筒DOHCL4気筒DOHC
内径×工程76.5×86.9mm76.5×75.6mm76.5×75.6mm76.5×75.6mm
総排気量1,597cc1,389cc1,389cc1,389cc
圧縮比9.810.510.510.5
最大出力55KW/4800rpm
(75PS)
55KW/5000rpm
(75PS)
55KW/5000rpm
(75PS)
55KW/5000rpm
(75PS)
最大トルク135Nm/2800rpm
(13.8kgm)
126Nm/3800rpm
(12.8kgm)
126Nm/3800rpm
(12.8kgm)
126Nm/3800rpm
(12.8kgm)
燃料タンク容量45L45L45L45L
使用燃料レギュラーレギュラープレミアムプレミアム

回転半径はこの10年では変化なしです。
燃費はチェンジごとに1km/L程度向上しています。
しかも、02年から05年のチェンジではエンジンには大きな変更は無いだけに不思議な部分でもあります。
ギヤ比には目立った変更は無いので、トルコン部分の性能が上がったのか、全体的に効率がよくなったのか気になる部分です。

エンジンは00年式でDOHC化しました。
排気量が減っているにもかかわらず最大出力は同じ、さすがはツインカム、しかし最大トルクは下がっているので微妙なところです。
車重が増加しているので加速に対する不満が多いのか、05年タイプには1.6Lモデルも追加されました。

同じDOHCでも00年式はレギュラーガソリンで、02年式以降はプレミアムガソリンです。
00年式では、アイドリングの不安定などの問題がありプレミアムガソリンが推奨されていたようなので、ポロのDOHCタイプのエンジンには実質プレミアムガソリンが必要といえそうです。

諸装置
クラッチトルコントルコントルコントルコン
トランスミッション4速
(ロックアップ付)
4速
(ロックアップ付)
4速
(ロックアップ付)
自動4段
Fサスペンションマクファーソンストラット(スタビライザーバー付)(全車共通)
Rサスペンショントーションビーム付トレーリングアーム(全車共通)
ブレーキ(前輪)VディスクVディスクVディスクVディスク
ブレーキ(後輪)ドラムディスクディスクディスク
使用
タイヤ
185/55 R14185/55 R14185/60 R14185/60 R14

ミッションは4速、サスペンションも同形式で変わらず、ただ、コントロールやセッティングは進んでいるはずなので新しいモデルほど有利でしょう。
ブレーキは00年モデルからリアがディスク化しましたが、FFの場合リアブレーキにはあまり負担は掛からないので大きな差ではありませんね。

タイヤが02年モデルで扁平率か変わり、乗り心地改善には効果があったようです。
そもそも、96年モデル導入時にATで1.6Lエンジンの為車重が大きくなり、ブレーキ容量が不足していたので無理してワンサイズ大きいホイールとタイヤを履かせたという経緯があったので、02年のモデルチェンジでようやくまともなタイヤサイズに落ち着いたとも言えます。


この10年を見てみると、ボディーサイズや足廻りの変化は小さく、外装や内装のデザインや質感が向上している部分が目に付きます。
96年モデルのポロのパッケージングが画期的だった為、大きさの変更は あまり必要が無かったようです。
そのため、質感や安全性の向上に集中できたとも言えそうです。

しかし、ライバルの新しいクルマ達が質感や内部空間や安全性で追いついていることも事実です。
その状況で、次のポロがどんな形で出てくるのか、楽しみでもあり不安でもあります。
6速ATやDSG、FSIなど上位モデルの技術をベーシックグレードにどこまで取り込めるのかという点と、パッケージングの変化がどういう方向でまとまるのか、次のモデルチェンジが気になるところです。






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